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短歌書籍紹介
電子辞書について
短歌を詠む上で「広辞苑」などの辞書は必須のものです。
言葉や事柄を調べたりするのは当然のこととして、文法、旧かな、などを調べる上でもなくてはならないものでしょう。
ただ、実際の紙の辞書は(とくに広辞苑など)非常に重くまたかさばるために、現代ではほとんどの歌人の方が「電子辞書」を使っておられます。
電子辞書の場合、一台で複数の辞書を持ち歩け、また検索も非常に早く行うことができるので僕としてもこちらのほうをお勧めします。
ただ、一口に「電子辞書」といっても複数のメーカーから相当数の種類が発売されているために、どれを購入していいのか迷われるかもしれませんね。
そこで、実際に使っている僕の経験からかんたんなアドバイスをしてみたいと思います。
まず、「電子辞書」のメーカーですが、現代はカシオがもっとも多くのシェアを持っているようです。
ついでシャープが多く、ほかにキャノンやSII(セイコー)が並んでいるといったところでしょうか。
僕自身が実際に使ってみた感想を言うと、やはりカシオやシャープ製の製品が使いやすいように思いますが、ただ、短歌のみで使うというのなら、正直どこのメーカーのどの製品を使ってもそれほどの違いはないといだろうというのが本当の感想です。
というのも、僕の使っている機種は40種類以上の辞書を収録していますが、実際に使っているのは広辞苑と百科事典ぐらいのものだからです。
もちろんこれは人によって使い方が変わってくるでしょうが、短歌のみに使う場合は一万円以上の電子辞書ならほぼ大差ないと言ってもいいと思います。
ただ、気をつけなければいけないのはキーボードの種類です。
現在、電子辞書ではパソコンと同じ「JIS配列」と、日本語の「五十音配列」のふたつの配列のキーボードの製品があります。
「JIS配列」はパソコンと同じでローマ字入力、かな入力のどちらにも使えます。
これに対して「五十音配列」のキーボードは、左端から縦に「あ・い・う・え・お」と日本語の五十音順に配列しています。
パソコンなどの操作に慣れておられる方は「JIS配列」のキーボードの辞書をおすすめですが、年配者などの方で機会操作が苦手という方は「五十音配列」の辞書をえらばれたほうがいいように思います。
そのほかの細かな違いについては下記のリンク先の説明を参照にしてみてください。
電子辞書(辞書の収録数について)
電子辞書(液晶画面について)
電子辞書(キーボードについて)
電子辞書(音声について)
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