短歌書籍紹介
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『とれたての短歌です。』  短歌:俵万智  写真:浅井愼平 (角川文庫) 定価525円(税込み)
おすすめ度 ★★★★
難解度★

季節の流れに触れ、空気の匂いに微妙に揺れる日常的な感動を俵万智と浅井愼平が31音の言葉と一様の写真で詠いあげる。『サラダ記念日』発表以前より紡ぎつづけてきた、二人の清冽な作品集。
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『もうひとつの恋』  短歌:俵万智  写真:浅井愼平 (角川文庫) 定価567円(税込み)
おすすめ度 ★★★
難解度★

俵万智の短歌と浅井愼平の写真が織りなす透明な愛の世界。『とれたての短歌です。』につづく二人の清冽な作品集、第2弾。
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しのばずの池に水鳥見たまんま何も決め手とならぬ沈黙

約束の時間になってしまうのがもったいなくて時計をはずす

俵万智さんといえば歌集「サラダ記念日」ばかりが注目されますが、この二冊の歌集も一部のファンの間で高く評価されています。
実際、僕自身もこの二冊に非常に強い思い入れがあります。

俵万智さんの短歌と浅井愼平さんの写真の見事なコラボレーション。
「サラダ記念日」以前の、まだ初々しさの残る俵万智さんの短歌をぜひ本書で味わってみてください。


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