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短歌書籍紹介
歌集編
『啄木歌集』 石川啄木 (岩波文庫) 価格840円(税込み)
おすすめ度★★★★★
難解度★
明治期の夭折の歌人、石川啄木の処女歌集「一握の砂」と第二歌集「悲しき玩具」を収録した短歌集。
石川啄木はおそらく説明する必要もないほどに有名な歌人ではないでしょうか。
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
頬につたふ
なみだのごはず
一握の砂を示しし人を忘れず
啄木のこの独特の三行書き短歌に影響されて、短歌を始めた人も多いと思います。
「いまさら」の感はありますが、僕自身も多くの影響を受けた歌集ですので、ここで改めて紹介させていただくことにしました。
なお、「啄木歌集」の中の「一握の砂」「悲しき玩具」のパソコンファイルならば、ネットの無料図書館青空文庫で入手できますので興味のある方は一度探してみてください。
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