短歌書籍紹介
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短歌書籍紹介

歌集編


『かぜのてのひら』 俵万智 (河出書房新社)
おすすめ度★★★
難解度★

「サラダ記念日」で一世を風靡した俵万智さんの第二歌集。
本歌集の一番の特徴は俵さんが4年間教師として勤め、そして退職した橋本高校での短歌にあるように思います。

はなむけの言葉を生徒に求められ「出会い」と書けり別れてぞゆく

第一歌集の大ヒットによって思いもかけぬ人生の転機を迎えた歌人の戸惑いと、それでも自然な「変化」の中で生きてゆこうとする人生のドラマの記録がここにあるような気がします。

「もし」という言葉のうつろ人生はあなたに一度わたしに一度

歌人とは「詠う者」のこと。
ならばここにある短歌は俵万智さんの人生そのものなのでしょう。


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